読書記録
七つの殺人に関する簡潔な記録 作者:マーロン ジェイムズ 早川書房 Amazon この国は乗っ取られつつあると言っていて、何か変化が来るのであれば、じっくり待って様子を見るしかないが、エイト・レインズのこのあたりで俺らにできることと言えば、眺めて待つ…
IPCCが明らかにしているように、世界のCO2の排出量はこの先30年以内に現在の330億トンからゼロへ減少する必要がある。 気候危機とグローバル・グリーンニューディール 作者:ノーム・チョムスキー,ロバート・ポーリン,Fridays For Future Japan,クロニス・J・…
疲労社会 作者:ビョンチョル・ハン(Byung-Chul Han) 花伝社 Amazon 疲労社会を読んだ。 昨今のジョブ型雇用と少しリンクする話だと思ったので、そういった部分で得た気づきについて短くメモしておく。 規律社会とその後の社会 フーコーが主題化した規律社会…
気に入った小説ではないのだけれど、もう一つだけ記事を書く。 るん(笑)についてだ。 るん(笑) (集英社文芸単行本) 作者:酉島伝法 集英社 Amazon この小説は、少子高齢化社会の末期だと書いた。 では、なぜ少子高齢化が進行したのだろうか? 「猫の舌と宇…
ガチのスピリチュアルな人っていうのは、なんだかんだマイノリティーだと思う。たまたま仲良くなった人がそんな話をしていたら、「おや、この人は信じているんだ」と驚くくらいだ。スピリチュアルを信じている人も、そういった世間の目を気にして、むやみに…