見ていた。懐かしいドラマを

踊る大走査線のエピソードを見ていた。

 

何話なのかは分からないけれど、たぶん主人公のお兄さんが赴任してきたばかりのEP1だと思う。

 

万引きをした青年の取り調べを湾岸署の警察官(お姉さん)がしている最中に、署内の放送で死体が発見されたことが発表される。(※全体的にうろ覚え)

 

それで、主人公のお兄さんが張り切って、パトカーで先陣をきって現場に乗り付けようとするのだけれど、パトカーを出動させるためには、書類を書いて課長や部長の押印をもらわなければならない。

 

主人公のお兄さんが「緊急なんです」と言い返しても、「規則ですから」の一点張り。

これが一種のコントのように放送されていた時代があったのだなと思った。

今の感覚だと笑えないよなーと思った。

クソみたいな規則のせいで、現場に到達する時間が遅れる。

こういうものをデジタル化するのが必要なのだよなーと思う。

 

今の警察署でも、パトカーの出動の為に書類の提出が必要なのかはわからないけれど。

 

何も考えずにペーパーレス化をすると、パトカー出動のための書類をPCやスマホの端末上で記入できるようなシステムを開発することになってしまう。

 

この場合は、事件があった段階でパトカー出動の必要があれば、警察手帳にICチップでも埋め込んでおいて、パトカーの中にICチップを読み込む機械を取り付けておき、パトカーの出動状況を可視化できるようなシステムを設計する必要があるのではないかと思う。

 

今なら、そういう仕組みができているのだろうか?

 

デジタル化の予算をケチってしまい、書類の記入方法をデジタル化しただけ、みたいな現場を見たことがある。

ペーパーレスのようなデジタル化ってくだらないよなーと思う。